入院リハ(回復期リハビリテーション病棟)

木村病院のリハビリテーション室

回復期リハビリテーション病棟とは主に脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血等)、運動器疾患(大腿骨頚部骨折、脊椎圧迫骨折等)の患者様に対して集中的にリハビリを提供する病棟であり、早期に自宅や社会への復帰が可能となるよう様々な医療専門職が一つのチームとなって支援します。

当院は入院施設58床全てが回復期リハビリテーション病棟となっており、リハビリ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)により1日に約3時間の訓練を土、日、祝日も含め365日提供しています。

ご案内一覧

回復期リハビリテーション病棟における取り組み

①入院時合同評価

入院当日に主治医、看護師、リハビリスタッフ、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなど入院中にリハビリテーションに関わる職員が一同に集まり、患者様の状態や病前の生活について確認させていただきます。

②入院時合同評価

退院後に生活されるご自宅の環境について入院早期にご家族様より写真をご提供いただいたり、退院前に実際にご自宅へ訪問させていただくことで環境を正確に把握するように努め、個々の患者様の生活環境に合わせた訓練の実施や住宅改修の提案なども行っています。

③モーニング・イブニングリハ

訓練室に留まることなく、病棟でのリハビリも実施しています。特に一日の生活の中でも日常生活活動動作(排泄、更衣、食事、整容)が集中して行われる起床後、就寝前の時間に実際の生活の中でリハビリを行い、病棟看護師・介護士と協力し、生活上の問題点を把握し訓練を行うことで安心して在宅に復帰していただけるように取り組んでいます。

回復期リハビリテーション病棟でのケア

一人ひとりの患者様にあった、最適なケアを実践しています。

理学療法

座る、立つなどの基本動作ができるよう身体の基本的な機能回復を支援します。

  • 筋力増強訓練
  • 歩行訓練
  • 各種基本動作訓練
  • その他
作業療法

指を動かす、食事をする、入浴をするなど日常生活をおくる上で必要な機能回復を支援します。

  • 排泄・食事・着替など日常動作訓練
  • 料理・洗濯・掃除などの生活関連動作訓練
  • 身体・精神の機能維持・改善
  • 新しい交流の場・生きがいの再発見
  • 住宅改修・福祉用具の紹介・指導
言語聴覚療法

言語などによるコミュニケーションや食べることに障害のある患者様に対して、言語、聴覚、摂食・嚥下(せっしょく・えんげ)機能回復を支援します。

  • 言語訓練
  • 嚥下訓練

木村病院のリハビリテーションアプローチ